【幹細胞ニュース Vol.003】近畿大学の発表より考える。幹細胞の老化とは?

先日は伝統ある言論フォーラム「アゴラ」にて、オンライン診療の解禁について、金太郎細胞のご案内にも絡めて、提言させていただくなどしております。
http://agora-web.jp/archives/2044949.html

2020年を迎えて以降も、金太郎細胞投与を既に行われたお客様のご紹介も続き、お蔭様で 隔週土曜日のクアラルンプールでの点滴投与を実施することができておりました。

しかしながら、弊社もまた新型コロナウィルスのマレーシア及び日本における感染者激増と入出国者の制限の影響をうけ、3月14日の実施を最後に、当面5月22日まで催行を見合わせることといたしました。
アルツハイマーを発症されているお母様を、とお申込みいただいたお客様、日本を代表する大物俳優ご夫婦、都内でワンルームマンションを数多く所有されているオーナー様など…飛行機もホテルも確保され、代金も頂戴していた数多くのお客様にも投与再開までお待ちいただくことになってしまい、断腸の思いで停止しております。

時間は帰ってきません。皆様が貴重なスケジュールを割いて、日本から片道5時間半もかかるクアラルンプールへの旅程を組んで戴いたにもかかわらず、恐縮するばかりです。

一日も早い施行再開を、と所望しておりますが… ことがことなので、慎重を重ねて判断をしたい、と考えております。

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さて 弊社ToGEARが平素より、ご案内させていただいてる金太郎細胞は若く(20代)健康なロシア人ドナー(他家細胞)からの骨髄由来の間葉系幹細胞です。

このほど近畿大学の研究チームが再生医療に使われる骨髄由来の間葉系幹細胞の新しい老化メカニズムを発見した、というプレスリリースを発表されました。先ずはすばらしい内容なので、ぜひお目通しいただきたいです。

■ 再生医療に使われる骨髄間葉系幹細胞の新しい老化メカニズムを発
細胞老化を抑制するなど、再生医療技術の発展の可能性  近畿大学
https://research-er.jp/articles/view/86819

これを読むに、加齢によって劣化した間葉系幹細胞を再生医療に使うと、活性酸素の発生源となり…むしろ更なる老化に繋がるのではないか、とも読めると感じました。
大注目したい研究です。

日本においては、法制度によって、骨髄由来の他家間葉系幹細胞の点滴投与を行っている医院、クリニックはありません。

東京ですと、銀座、表参道に数多く…アンチエイジングを謳った間葉系幹細胞の点滴投与を販売しているクリニックは多いですが、そのすべてがご自身の細胞(自家細胞)を抽出し培養する間葉系幹細胞の点滴投与となっています。

しかし近畿大学のプレスリリースにも明記されていますが、遍く人間の体内にある間葉系幹細胞もまた、加齢によって機能劣化します。

これは避けられません。生物としての人間の生理であり、道理であり、運命です。
永遠の命はありません。

いっぽうで日ごろから健康管理こそが最も重要なタスクである、世界中のトップアスリートも間葉系幹細胞を用いたセルフトリートメントを、ご自身の健康管理に日常的に採り入れるようになりました。いまや常識となっています。

私自身は 20~30代のアスリートが自分自身の体から、間葉系幹細胞を抽出培養して、点滴投与するのは、体調の管理や健康の増強に大いに効果効力があると思います。
その最大の理由はドナー、すなわちご本人自身がまだ若いからです

逆に理解が困難なのは、日本でアンチエイジングをうたう多くのクリニックが50代~80代の顧客の体から細胞を採取し、そこから間葉系幹細胞を抽出培養していることです。

その間葉系幹細胞は加齢によって機能劣化しているものです。
しかもこのたびの近畿大学さんの研究発表によると【活性酸素の発生源】になり得ると思います。
それ大丈夫でしょうかね。

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北條元治先生が、「再生医療で「永遠の美」や「不老不死」は実現するか?専門医が解説」という記事を、AERAに寄稿されています。
いろいろなことが再確認できました。お時間あれば、ぜひこちらも
https://dot.asahi.com/dot/2020031000052.html?page=1

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